監査報告書の翻訳
決算書などに添付される監査人による監査報告書の翻訳/英訳
株式会社の決算報告書、特に証券取引所に上場している大企業の決算報告書は独立の公認会計士等による監査を受け、この監査人による監査報告書を添付することがあります。監査は監査基準などに従って実施され、その報告書についても監査基準に従って記述されますので、必然的にある程度定型的なスタイルの表現になります。
会社監査役の監査報告書の翻訳(英訳)
大規模な株式会社は会社の経理を監査する監査役(company auditor)を設置していることが多く、さらに監査役会(board of company auditors)を設置していることもあります。この場合には監査役(または監査役会)は会社の財務諸表を監査し、その発見事項を監査報告書としてまとめ、決算書に添えて会社の経営陣に対して報告します。監査役による監査報告書(audit report)です。
会計監査人による監査報告書の翻訳(英訳)
上場している企業などは独立した会計監査人(financial auditor)によって会社の計算書を監査することを義務付けられていることが多く、会計監査人はその監査報告を同じく会社の経営陣に報告します。この会計監査人による監査は会社の経営陣に対する報告であると同時に、同会社の株主など会社に関係する投資家その他を保護するという側面が強くあります。会計監査人の監査は監査基準に従って実施され、会計監査人として監査、報告すべき事項も規則、基準などによって規定されているので、その報告書も結果的に定型的な報告書となります。つまり、監査がどのように行われたか、そしてその監査の結果会社の決算書類は会社の経営状態を正しく表しているのか、会社は存続企業を前提として会計することに妥当性があるのか、など報告すべき事項を監査人の見解に従い報告書にまとめ有価証券報告書の最後に添付されます。独立した会計監査人が会社の会計を監査することにより、会社の計算書が企業会計基準に従い会社の経営状態を適切に表明していることを担保することになります。投資家その他関係人は投資判断等をする際に、監査報告書が添付された計算書に信頼性があることを認め精査することが可能になります。
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監査済有価証券報告書の重要性及びその翻訳の秘匿性
監査報告書が添付されている有価証券報告書その他の財務諸表等は、疑いもなく企業にとって最も重要な公式書類のひとつであり、その情報が不用意に第3者に開示されないことはどの企業にとっても必須条件といえます。従って有価証券報告書の翻訳についても情報の機密性について細心の注意がはらわれるのは当然です。翻訳のサムライの監査報告書、監査済有価証券の翻訳は翻訳案の作成、英文校正のすべてのプロセスが社内で行われるので、外部への遺漏がありません。